ついに連載再開!無名の名作漫画「マテリアル・パズル」が10年ぶりに再始動!!




今年一番のサプライズだったので思わず記事にしてしまいました。

 

おそらく多くの人が知らないし、薦められても読んでくれない。

でも読んで見ると超面白い!

 

そんな不思議な漫画が、今回紹介する「マテリアル・パズル」です

 

「マテリアル・パズル」とは?

土塚理弘さんが月刊少年ガンガンで2002年から2007年まで連載していた全20巻にもなる王道のファンタジー少年漫画です。

 

また、外伝となる「マテリアル・パズル ~彩光少年~」全2巻と、原作のみ担当した「マテリアル・パズル ゼロクロイツ」全9巻があります。

細かく練られたストーリーや設定、キャラクターの描写や、先の読めない展開でコアな人気を獲得した作品でした。

当初は連載が終了(ストーリー的には第二部が完結)した2007年の時点で、半年ほどの準備期間をおいて第三部の連載を開始するとの予告が出されていたのですが、実際には外伝の「マテリアル・パズル ~彩光少年~」、その後に派生作品「マテリアル・パズル ゼロクロイツ」が始まりました。

 

当初は「マテリアル・パズル ゼロクロイツ」が終了すれば、連載が再開されるかと思われていたのですが、作者の戸塚理弘さんは仕事量がハンパなく、別の連載や原作を抱えており、その作品がアニメ化するなどの状態だったため、いつの間にか再開の時期を逸していたと思われます。

 

そして時は流れ、もう再開することはないとファンでも思っていた矢先、なんと10年の時を経て、掲載誌を講談社の「月刊モーニングtwo」に移して連載を再開することが発表されました。

 

ストーリー

100余年前、元々はただの人間だった男女がある惨劇に巻き込まれたことで、強制的に不老不死にさせられた。

彼らは一つの肉体を三人で共有し、死ぬことで魂が入れ替わる「存在変換」をする存在となった。

同時に、魔法を使えるようになった彼らは、自らの贖罪、そして大地を蝕む「女神」を倒すために道中で出会った仲間と旅に出る。

そこに女神配下の魔法使いが現れ・・・という内容。

 

内容としては王道の少年漫画です。

「マテリアル・パズル」とは、魔力をパズルのように分解し再構築する魔法のようなもので、キャラクター毎に異なる能力を持っています。

 

存在変換、女神の三十士、五本の指、禁断魔法、武闘大会など、少年の心をくすぐるワードがたくさん登場し、少年漫画として熱いバトルを繰り広げる一方、予想を裏切る展開、多くの謎と様々な伏線などがふんだんに盛り込まれています

未だに多くの謎が残っており、ストーリーとしても未完なので、連載再開を望む声は少なくありませんでした。

 

作者:土塚理弘とは?

土塚理弘さんはものすごいスピードで作画・原作をこなす漫画家さんです。

初の連載作品であるギャクマンガ「清村くんと杉小路くんと」の連載開始までの一年間でネーム50話と、未発表作品のネーム1000ページ分を書き上げたという逸話を残しています

 

また、マテリアル・パズル連載時には、毎月30ページを二話掲載するなど、週刊誌並みのペースで連載を続けて行きます

その結果「マテリアル・パズル」は約5年の連載にもかかわらず全20巻という、月刊誌とは思えないハイペースで発売されました。

 

さらに、ギャグ漫画、ストーリー漫画を問わず描くことができ、特に原作では高い評価を得ています。

 

様々な雑誌で原作を担当しており、月刊少年ガンガンで「BAMBOO BLADE」、月刊少年チャンピオンで「ハルポリッシュ」、ヤングアニマルアイランドで「吾輩ノ彼ハ馬鹿である」、ゲッサンで「MASTER グレープ」等の原作を手がけています。

「BAMBOO BLADE」はアニメ化されて当時はかなり人気ありましたよね。

 

「マテリアル・パズル」はなぜ高評価なのに売れていないのか!?

絵があまり上手じゃないからです・・・

 

残念なことにこれ以外にありません。この部分に関しては多くのファンがそれを認めています

 

どうしても多くの人は、漫画を読む時の基準の一つに「絵柄」があります。

そして戸塚さんは原作が得意で評価も高い一方、作画に関しては決してうまいとは言えません

 

「マテリアル・パズル」後半には画力もそれなりに上がっているのですが、他のプロの方に比べると大きく見劣りしてしまいます。

この辺読んでいた時には、上手くなったなあ・・と思いました。

 

連載初期のコミックス一巻なんて、素人に毛が生えたレベルなので、正直その時点で多くの人が敬遠してしまった感が否めません。

 

でも読んでみると面白い!!

この辺は僕も含めファンでも認めていることで、実に惜しい作品だと思います。

 

まとめ

面白いのに世に出ていない作品、というのは数多くあると思いますが、間違いなく「マテリアル・パズル」はそれに値する作品だと思います。

 

そしてもう一つ懸念があります。

それは「10年も連載を中断していたストーリー漫画を、別雑誌で連載して新しいファンがつくのか?」ということと、

「興味を持った新しいファンが、過去のコミックスを買って、絵の下手さで挫折してしまわないか?」ということです。

 

僕は正直、結構厳しい結果になるんでは・・・と思っています。

ですが、最初こそ「なんだこの絵は?」と思いつつも、慣れてくると味のある絵に変わってきます

 

最初の数巻は導入部なので普通に面白い程度ですが、ストーリーが進んで10巻~20巻あたりになると超面白くなるので、この記事を見た方はぜひ購入を検討しみてください。

HUNTER×HUNTERが好きな人なんかは結構ハマると思います。

 

最近、表紙を書き下ろして、モーニングコミックスとしてKindle版が発売したので、今の絵柄に惹かれて買う人もいるかもしれませんね。

僕はこの作品がいつかブレイクして、初期からアニメ化されることを密かに願っています!

 

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それではっ!!





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