【雑記】深夜3時、誰もいない路上で




夜の道を急ぐ。

 

夜の街ってなんか不思議で、少し不気味だ。

いつもはたくさんの人がいる場所に、今は人っ子一人いない。

まるで人間が誰もいない世界に迷い込んでしまったようで、変な感覚を覚える。

 

見慣れた景色を、暗闇と静寂が包みこんでいる。

靴がコンクリートを打つ音、自分自身の息遣い、傘を叩く雨の音。

聞こえてくるのは、それだけだ。

 

この瞬間は嫌いじゃない。

突然訪れた非日常。誰もが寝静まっている中、僕だけが使命を持って走っている。

誰もいない歩道、漆黒に包まれた川、道沿いを幻想的に照らしているオレンジ色のライト、その向こうに立ちはだかる高層ビル群…

 

大人になってから、最後に走ったのっていつだっけ?

走るなんて、人間の行動としてはさほど珍しくもないはずなのに、そんなことですらしなくなってしまった自分に驚く。

当然、少し走っただけで息が上がる。呼吸が乱れ、心臓の音が聞こえる。

生きている、と思った。

 

深く呼吸をするために顔を上げると、街灯に照らされた雨が、白く輝いて見えた。

雪みたいだ、と僕は思った。

 

 

じゃねーーーーーよ!!!

あーもう、せっかく昨日はカッコいい感じでポエミーな日記みたいの書いて、いい気分だったのにー!

 

 

その数時間後に呼び出し食らって会社に駆けつけるっていうね!そりゃ自虐的にもなるわ!!

 

 

なんて言うことを、いつの日かぼくたちは、懐かしがって話すのだろう。

あの時は辛かったね、キツかったけど充実してたよね、なんて苦笑いをしながら。

嫌なことから逃げ出すことはすぐできる。だが、それを乗り越えた時の経験と記憶は、いつまでも心に残るのだ。

 

 

とか言ってんなよ?

何でも美談にしてんじゃねーぞ?

嫌なんだって本当にマジで!!

 

 

と、思っていた時期が懐かしい。若かったのである。

口では、あーもうオッサンだわーとか言ってたものの、紛れもなくあの時の僕は輝いていたんだ。

 

 

いや本当にまじそういうのもういいから。

対応終わって徹夜明けの疲れた頭にそういうやり取り面倒なだけだから。

しつこい人って嫌われるよ?やめた方がいいよ?

うわー、スマホでブログ書いてたら外が明るくなってきた…あ、雨やんでる…

 

 

 

そう、明けない夜はないのだから…

やまない雨はないのだから…

 

 





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